永遠ちがい


 9時過ぎ、遅めの起床。テレビをつけっぱなしで寝てしまったが、ボリュームを極力落としていたので昨夜の夢には何の影響も与えなかった。なので目覚まし時計の代わりになるわけもなく、目覚めてからはそのままだらだらと見続けてしまったのでベッドから出たのは更に遅くなってしまった。外は久々の快晴だっていうのにっ!

 シャワーを浴びて目を覚まし、ランチをとって自転車に乗りに行こうかと身仕度していた時、鏡に写ったウェーブがすっかりとれた髪と前髪(自分で短く切ってしまった)のバランスの悪さがまるで老けたお菊人形みたいになっているのに気づき、ポタはやめて1年ぶりにパーマをかけに行くことにした。

 で、いつもの通り、田舎の美容室はダメダメだなって感想とともに帰宅。センスのかけらもない。なぜこのヘアスタイルで堂々と帰せるのだ?まあ、そもそもこんな頭に一万円以上もかけること自体が間違ってるってことはずっと前から思っていて、だから美容室には年に1、2回しかいかないわけだけど。

 それでもちゃんとヘアスタイル一つで女性が大化けすることくらいは知っている。変身するための大事なファクターだ。でもまあ、ここは田舎なのでオシャレにそんなに気張る必要もない。いざという時のためにそのことを知ってるだけでいい。都会に住んでる人は大変ね。だって、「女性の美しさは都市の一部です」(古い!)だものね。

 で、今晩も早速パーマ落としのシャンプーをしなければ。いつも「重くなるのでレイヤーを入れたほうが軽くなりますよ」って言われるんだけど、その重さが好きなんだっていうのも面倒くさくなって「お任せします」って言っちゃったけど、これレイヤーじゃないよね、ただのザンバラカットだよね(涙)。独立する前からひそかに応援していた美容師姉妹だけど、セリフも腕前も何も変わんない。こじんまりとした田舎の美容室で二人だけでやっていると技術の切磋琢磨も無くなっちゃうんだろうか?次は高くつくけど妹の行ってる美容室に行こう。

 永遠をあてに行ってフラれた感じ。とんだ永遠ちがいでした。いつものこと。