とうとう妹にまで

屋敷しもべ妖精




 妹:「どうしたの、瞼腫れてるよ!」


 私:「うん、アレルギーでね」(もう言われ過ぎてうんざりしている)


 妹:「なんか、アレ、ハリー・ポッターに出てくる小っちゃい妖怪みたい!なんだっけ?アレ」


 私:「ご主人様、もうドビーを苛めないでください!」(自虐)


 妹:「そうそう!ソレ、ドビーだ!」(笑いながら)


 私:「ううう、とうとう妖怪の域か…。」(諦めの境地)


 妹:「瞼は腫れてるのに顔は痩せてるし!」(まだ笑うかのか)


 私:「ご主人様!もう許してくだたい、くだたい…。」



 妹よ、言っておきますけどドビーは妖怪ではなく、妖精です。(号泣)