先行予約

毎年一回、電話と格闘する日。

電話予約順に各公演の入場番号が割り振られるので受付開始からガンガン電話しまくるのだが、繋がるのはいつもお昼も過ぎた頃。

 

それが今年は会員向けに先行予約が設定され、平日である本日からとなった。午前中にフル回転で仕事を終え、午後年休をとり猛ダッシュで帰宅。ううーん繋がらない、とリダイヤルを押し続け長期戦になりそうだとテレビをつけた途端につながった。慌ててテレビのボリュームを下げ希望の日時の公演を例によって1枚ずつ予約。今年は姉も行きたいと言っていたのだけど、何せ9月の第一日曜日に娘の結婚式があり、その前後は多忙と疲労で動けないだろうと断念。私も姪の結婚式の前に入村し何かトラブルが起こって帰宅困難になり出席できない、なんてことにならないよう14日の「果てこん」を予約。これさえ観れば、今年の特に大きなフェスであっても70、いや80、いや90%は満足できる、と個人的に思っている。

 

まあ、毎年これを目的に富山入りしてることに嘘偽りはない。今回いつもと違うのは、その旅程にMIHO MUSEUM行きを打ち込んだこと。そのため民宿泊はやめて、公演終了後に出る連絡バスで富山に戻ることだ。常宿になっている民宿では、ほんとに偶然なのだけど、東京から来る年配の演劇ファンの女性と一緒になることが多く、アングラ全盛期を知っている彼女から話を聞くことが楽しくて、二人で大いに盛り上がったり。会場でお会いできたことはないのだけど、この女性とは何年か前の静岡の公演でも偶然一緒になったことがあるので、今回会えなくてもきっと縁があるだろうと勝手に思っている。

 

富山駅近くのホテルに深夜入りし、9時間後に京都へ向かう。桃源郷を満喫するため、この日は最寄駅のホテルに泊まり、翌日、京都をチャチャッと観光して帰宅、か。ま、この通りに行くかどうかは当日までわからないのだけど。