ブヨンセじゃないほうの直美サマ
我が愛する姪っ子Pちゃんがまだ赤ちゃんだった頃、「こんなに太っていては歩けないんじゃ…」と親戚中から心配されていた。お顔はもう限界まで膨れ上がっていて、私はPちゃんに声をかける時はいつも
「よっ、四角い顔!」
と呼んでいた。
が、今自分の身が危ない。たたりだろうか?
なわけない。卵型の顔が、だんだん重力に抵抗できなくなってきてしまったのだ。
私は決めた。カメラの前では常に口角をキュッと上げアゴを尖らせるという涙ぐましい努力をしている川島直美サマを二度とバカにしないと。
「私の体はワインでできているの」
ぐふっ。ぷっ。ぷぷぷ。