夢の話/今日、目上の人から言われたことなど

fleurette2011-08-18



 昨日見た夢。たいした夢ではない。ただ、森の中の小屋で見知らぬ男性に名を呼ばれ「一緒に行こう」と手を差し出された。

 場面は変わって牧場のセットの小さなステージ。十数人の男女と向かい合うように立っていた私が呼ばれ、そのセットの中央に。私も含めて全員白人だ。リハーサルでは違う人が歌っていたのに、私にマイクが手渡され「アメージング・グレース」を歌うことになる。なぜ私が?と思っていると、右手でしっかり歌詞のアンチョコを持っていた。アメージンググレースなんて歌ったことない。でもひくにひけない状況。意を決して、どうせならとアカペラで思いっきりアレンジして歌った。そのアレンジのヘンテコリンさにビミョーな拍手が起こる。リアルでは絶対起こってほしくない。

 今日、5時から7時の間に見た夢。プラネタリウムのような映画館。白くて丸い巨大なカプセルを半分に切ったような物体が浮いていて、その中に座席が整然と並んでいる。やがてゆりかごのように動きながら角度を変え、上から降りてきたスクリーンが蓋をしてしまうのではないかと思うほど接近してくる。どうやら特等席。私はその後ろに回転ブランコのように浮いて並んでいるシートの一つに座った。すると手前の闇の中から小さなディスプレイが生き物のように長いコードを尾のようにしてぬーっと近付いてくる。ポータブルDVDプレーヤーみたいな大きさ。映画館の意味がないな、と思う。一度起きて、夕方の用事に備えるため、少し寝ることにする。また夢を見たが内容は省略。激しくて、哀しくて、むなしい思い。

 午後、外出先で不思議そうな目で「あなたは、きっと有名な人と会ってきたでしょう?」と聞かれて、一瞬、言葉につまる。きっと私が物おじせず真っ直ぐ目を見てにこやかに話すからだろう。だって怖くない、目の前にいるのはどんなにエライ人でも人間だもの。エロイ人はちょっとヤダけど。

 夜8時過ぎ、母から中央線の婦人から電話があったと連絡が入る。ハガキの住所から電話案内で調べて実家のほうに架けてきてくれたのだ。私の番号は案内に載せないようにしている。母とではさぞかし話が噛み合わなかったことだろう。また電話すると言って切れたと。

 こちらから頂いた名刺の番号に架けてみるら、聞いていた通り、ご主人が出た。婦人は腰を痛めたそうで元気がちょっとなかったけど、東京の美術館で見てきた素晴らしい青磁の情報を下さった。そして既にオバサンである私を「会った時、ヨーロッパの少女のようだと思ったの」と言って下さった。

 婦人こそ永遠の少女だと思う。


今日の花:ランタナ