ディパーテッド
2006年 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ
題名が「死者」って。「ネズミと携帯(電話)」とかでどうよ。『インファナル・アフェア』のハリウッド版リメイクなので期待はしていなかったが、脚本がひど過ぎないか。
トニー・レオンとアンディ・ラウというアジアを代表する熟れきった大人の味を醸し出すこの2人の役どころに、童顔であるため苦労していると思われるアメリカの2人の俳優を起用した時点で冒険なわけだが、「オレがネズミ」、「オレがネズミ」って自分から自白してしまっているようなやりとり、それに気づかない周囲の人間がまるでアホに見えます。
マーク・ウォルバーグがなかなか思い出せなくてモヤモヤ。『ブギー・ナイツ』だよ。