プリンセスと魔法のキス
2009年 アメリカ
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
製作・総指揮:ジョン・ラセター
ああ、やっぱディズニーは最高!
私の初恋は実は人間じゃなかったりする。『バンビ』のパパを見た時、あまりの気高さというかその優雅さに「鹿でもいい!」と惚れてしまったのはまだ幼稚園児の頃のこと。
ウォルト・ディズニーの魂は、彼を敬愛するスタッフたちにしっかりと受け継がれている。同時にディズニーの名はその後継者たちにとって矜持そのものなのだろう、きっと。
レイはお星様になって愛しいエバンジェリンの元にやっと行けるのね、と頭で予想はついていたものの、旅立ちのセレモニーから奇跡までの展開にはやはり胸が熱く、目頭も熱くなる演出が。お見事です。
個人的なことですが、ブードゥのおばあちゃんが、93才で亡くなった(霊媒をしていたこともある)母方の祖母に酷似しておりまして、まるで私自身が諌められているような感覚に陥ったり。まあ、そういうメッセージの映画なんだけど。
できることなら吹き替えじゃなく、字幕版で観たかったな。DVD買おうっと。