喪男は露西亜を目指す


 妹宅より。本日は晴天のため、妹から譲り受けることになっていた自転車の試乗でもしようと思い、表に引っ張りだしてみるとなんと後輪が完全にパンクしている。修理したはずでは?と妹に尋ねてみると、それは大分前のことだという。やはし、タダ、というわけにはいかないようだ。しかたがないので、また修理に出すことに。あ、一応ギリギリだけどつま先立ちで足はつきました。安堵。

 で、明日上京して見ようと思っていた『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』をネット下調べしていると、なんと地元でも上映されているではないか!ということで、明日帰る途中で見ることにする。

 下調べついでにふと思い立って、ずっと避けていたFacebookに進出してみた。するとすると、すごい情報が入ってきた。登録して、なんの気なしにチョチョイと検索しただけなのに、気が遠くなるくらい疎遠になっていた人の近況がわかってしまったのだ。これだからネットは…。いや、でも平穏無事にくらしているようで少しホッとした。しかし、アメリカに行ったというとこまでは風の便りで聞いていたが、もう7年もロシアに居住していたとは。容姿は変わり果てぶいぶい言っていた頃の見る影もないが、やっと宝物を得ることができて落ち着いたようだ。ロシアの女性は寛大で心優しいから、この際喪男はドンドン進出して幸福になってくだたい。

 それにしても、ここ数年ロシア(正確には旧ソ連)と何かしら関わりがあるなあ。以前勤めていた研究センターで仲良くなった外国人研究員はロシア、ウクライナベラルーシときているし、タルコフスキーもそうだけど、去年見て一番衝撃を受けた『動くな、死ね、甦れ!』のヴィターリー・カネフスキーもロシア(旧ソ連)の監督だ。野口さんが乗って帰ってきたのもソユーズカザフスタンだし。って、これは関係ないか。