ツール・ド・フランス 2010 -18

fleurette2010-07-23



第17ステージ
7/22(木)ポー〜トゥルマレ峠 上級山岳 174km

1位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク チームサクソバンク)
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン アスタナ)
3位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン チームカチューシャ)

マイヨ・ジョーヌ:アルベルト・コンタドール(スペイン アスタナ)
マイヨ・ベール:トル・フースホフトノルウェー サーヴェロテストチーム)
マイヨ・ブランアポワルージュ:アントニー・シャルトー(フランス ベーボックスブイグテレコム
マイヨ・ブラン:アンディ・シュレク(ルクセンブルク チームサクソバンク)
チーム総合首位:レディオシャックアメリカ)


CYCLINGTIME ツール・ド・フランス 第17ステージ 画像&テキスト

 よりによってこのトゥルマレ峠で嵐になるのかと一時は放送も危ぶまれていた第17ステージ、画像では霧が濃く視界が悪そうですが、大きな事故もなく無事終了したようです。よかった。
 にいちゃんでコンタドールのコメントがいろんなカタチで訳されてるのが面白い。私的には915さんのコンタお爺様が出てきた時には、早くバイクからハクビシンに乗り換えて!と思ったり。(笑)


 本日も早朝5時にデールちゃんを担いでえっちらおっちらと階段を降り、海まで行ってきた。いつもと違うのは、私の人生では有り得ない!と思っていたこの胴の長さを強調するウェストポーチ。ハンドタオルをパンツの後ろに半分挟んだりしてできるだけ手ぶら状態にしていたが、なんかあった時のためにケータイは持っていたほうがいいかな、と。せっかく持ったんだし。とはいえ、電話としては殆ど使わないので毎回繰越限度を越えていて、あと○○円使えたのに〜と領収書に書いてある。
 それとウォークマンだ。もちろんペダルを漕いでいる時に耳を塞ぐなどという無謀なことをするつもりはない。ただシャツの左肩の所にコードを通す所があったので、海でスポーツドリンクを飲みながらマッタリとジャズでも聞こうかな、というちょっとした余裕ぶちかましである。嘘です。
 いつものように「う、中級山岳!」(散歩してた時には登りということにさえ気づかなかった橋)、「パヴェだ、パヴェに入りました、危険です!」(小石がデコボコしたコンクリ道)と、人に見られたらただのアブナイ人である。
 海岸のプロムナードに入ってベンチに腰掛け昇る朝日を見て、そうだ、ケータイで撮ろうとバチバチとシャッターを押す。音楽はジャズではなく、原田知世の「自由のドア」。
 帰りのトゥルマレ峠(素人がママチャリで登るのは不可能と思われる長い坂道、私はMTBで5にギアチェンジする)を登り切って汗だくになった所で、国道のボタンを押してもなかなか変わらない信号が青になっていた。なんという僥倖!
 近づくと、一台の真っ黒い車が止まり、ワタクシがその車の前を横切ると、信号が変わるまで乗っていたグラサンのヤンキー兄ちゃんたちにずっとガン見された。

 オバサンは見世物じゃないのよ!見るな!そして笑うな!

 このおニューの普段絶対着ないド派手なチェリーピンクのシャツを着て、私は後何回ペダルを漕ぎ続けることができるだろうか?きゃつらから受けたこの精神的屈辱よりも、実際へとへとになってチャリを担ぎ階段登るのが肉体的にキツイ。というより、メンドクセ〜という方が比重が大きくなっている私がいる。