ツール・ド・フランス 2010 -20

fleurette2010-07-25



第19ステージ
7/24(土)ボルドーポイヤック 個人TT 52km

1位 ファビアン・カンチェッラーラ(スイス チームサクソバンク)
2位 トニ・マルティン(ドイツ チームHTC・コロンビア)
3位 ベルト・グラープシュ(ドイツ チームHTC・コロンビア)

マイヨ・ジョーヌ:アルベルト・コンタドール(スペイン アスタナ)
マイヨ・ベール:アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア ランプレ・ファルネーゼヴィーニ)
マイヨ・ブランアポワルージュ:アントニー・シャルトー(フランス ベーボックスブイグテレコム
マイヨ・ブラン:アンディ・シュレク(ルクセンブルク チームサクソバンク)
チーム総合首位:レディオシャックアメリカ)


CYCLINGTIME ツール・ド・フランス 第19ステージ 画像&テキスト

 運命の39秒。マイヨ・ジョーヌはコンタドールでツール2連覇。ランスの7連覇という記録は彼が塗り替えることになるのでしょうか?ううーん。


 昨日は朝っぱらからもう大変だった。
 早朝5時、チャリ乗りに出ようと思うも雲行きが怪しく躊躇っていると、程なく落雷&土砂降り。途中から見た「朝まで生テレビ」は全く話が盛り上がらず、東○紀って自分はオタクの世界にドップリ浸かって研究してるとか言ってるけど、外見から弁の立つところまでどっから見てもオタクそのもので、陰にこもった卑屈そうな目付きと口調にますますオタク文化というものに対して違和感というか何というか、つまり私はキライなんだなと思う。ネクラはスキなのに。この違いをうまく説明することはできないが、この人はオタク、この人はネクラ、と判断することはできる。ずっと前、現代美術のキュレイターの方にファインアートとはどういうものかと質問した際、「それを説明するのはとても難しい。が、コレはファインアート、コレはファインアートじゃないということはできる」、と言われたことを思い出した。
 8時半、母からケータイに電話。何だと思っていると、父の鼻血が止まらない、病院に連れていきたいがイヤだと言ってきかないので来てくれという。慌てて着替えて、父の車を玄関前に横付けにしてから父の寝室に入ると、ベッドに横になってティッシュを鼻に詰めた父とその傍で心配そうにして血圧計を持った母がいた。ベッドには滴り落ちた赤黒い血の斑点、頬には流れる太い線が既に干からびていた。
 病院に行こうと言ってももう少し待てと言う。しばらくして止まったかと放してみるとツーと流れ出した。ようやく父も観念して病院に行く気になり、歩けるかと聞くと動けないという。7、8年前だったか心筋梗塞を起こし、以来血をサラサラにする薬を飲んでいるため血が止まりにくいのだ。
 初めて119番に電話した。鼻血が出て既に1時間近く経過していること、以前心筋梗塞を起こし血をサラサラにする薬を飲んでいることを伝えると「わかりました」と。ホッとする。
 かくして父は救急隊員によって応急処置をされ耳鼻科へ。前に鼻血を出した時にかかった医師(私はこの医師を母から紹介されて一度だけかかったことがあるのだが、ホントに医者なのかと思うほど最悪だった)に隊員の方が連絡すると、心臓病の薬を飲んでいるという理由で拒否されたそうだ。
 やっと決まった病院名と場所を教え頂き、妹に電話し戸締まりをしてから駆け付けると、処置室では既に治療が済んだ父が名古屋弁全開の医師に怒られていた。
 途中から入室したのでアレだが、一ヶ月通院しろ(コレはどうやら医師の愛ある脅しのようだ)と言ったら、父はイヤダと言ったらしい。だったら苦しくなった時だけ医者任せにしないで、普段から無理はせずに食生活など自己管理しろ、ということだ。当然だ。我慢するだけして自分ではどうにもならなくなってからやっと病院に行って何とかしてくれと言われても、既に手遅れです、ということだってあるだろう。
 とりあえず、鼻血が出た場合の対処法は以下の通り。


 5分間、鼻の付け根をぎゅっとつまんで血が止まれば鼻の入口付近なので開業医へ。止まらなければ鼻の奥なので開業医の所では処置できないので、(特に血をサラサラにする薬を飲んでいる場合は大量出血につながるので)速やかに救急車を呼んで病院に行く、ということでした。
 そして鼻を押さえている時は、血は決して飲み込まずに吐き出すこと。体は起こしていることが望ましいが、無理なら喉に詰まらせないよう仰向けにはならず、横向きになって血が吐き出せる状態にすること。


 今回は炎症を起こしていたこともあり、レーザーで焼いてもなかなかうまくいかなかったようだ。つまり鼻の入口付近だったということだ。帰りに炎症の原因を知り、鼻毛カッターを購入する。まったく。
 午後、妹、Pちゃん、姉の三人が心配してやって来た。とりあえず、大丈夫ということで。それじゃ今晩はワタクシがアサリとトマトのスパゲティーを作りましょうと、大量に買ったきたアサリをボウルに浸してからPちゃんたちと買物に出掛た。戻って来るのがちょっと遅くなっちゃったと慌てて自分の部屋へガーリックパウダーとトマトを取りに行ってから実家の台所へ行くと、妹の「何、コレ!」という声。どしたのと近づくと、見たら死ぬゾ、と言わんばかりの高速で鍋の蓋を閉める妹。そこには大鍋いっぱいのアサリの味噌汁が…。これだよ。母にはいつもガッカリさせられる。
 そろって町内会の役員をしている妹と姉は祭の準備で忙しいということで夜帰って行った。部屋に戻ってしばらくしてから、ここ数日ケータイから119番に電話する時はどうしたらいいんだろう?とずっと気になっていたことを思い出した。このことか、虫の知らせだったんだな。たぶん。今回は家電からしたので、ケータイからの架け方はまだ知らない。