日帰り温泉


 お盆に墓参りに来れなかった姉夫婦と帰宅。どこか日帰り入浴できそうな温泉に両親を連れて行こうということになり、食料をたんまり買い込んで高速に乗り、ネットで見つけた福島の「さはこの湯」へ。
 辿り着いたはいいが、広間での休憩(別料金で710円だったか?)は4時までだったので、入浴のみとなってしまった。宿泊施設はなし。街の人たちに愛されてる感じの、気取らないこじんまりとしたお風呂で、ツーリングなんかで来てぶらっと入るのにいい感じ。入浴料は大人220円小学生まで100円と、その辺の銭湯よりずっとリーズナブル。姉や母と違ってさほど温泉に興味のない私だが、入った瞬間に肌がツルツルしてくるのがわかって気に入ってしまった。
 さて、困ったのは持ち込み可だったため大量に買い込んだ食料である。ツマミやビールもある。仕方なく高速にのり、途中の小さなパーキングに入って、売店横のパラソルのあるテーブルに食料を並べプチ宴会。
 家に着いてから先週Pちゃんと借りたDVDの返却日だったことを思い出し慌てアパートに戻る。Pちゃんお気に入りのシュールなアニメ『ウサビッチ』は、周りからは不評だったが、Pちゃんと私は嵌まりまくって大笑い。後は映画館で観ることが叶わなかった『イースタン・プロミス』。
 そしてまだ観ていなかった、子供の頃から大好きな『雪の女王』のアニメを慌て観た。山賊の娘がゲルダを逃がした後のシーンでは思わず涙。娘の剥き出しになった孤独が心に突き刺さる。まあ、感想は後ほど。そういや、いつか深夜に放送されたフィンランドスウェーデン合作の実写版も映像が素晴らしく美しかったなあ。原題は『Lumikuningatar』だって。なんか運命感じちゃう。日本では未発売なのが残念。
 23:30に返却に行く。セーフ。