気疲れる前に気付こう自分


 たろいも、帰ってきましたよ。自分で運転したわけでもないのに、疲れた。どちらかと言えば精神的に…。
 スケジュールの詳細を尋ねるも、全部言ったらツマンナイでしょ、とか言われなんじゃそりゃ?と煩悶し前夜一睡も出来ず現地到着。一スタッフのお手伝いのつもりで同行したのに、しっかりスタッフの一員になっていたという驚愕の事実。しかも女性はワタクシだけ。状況もよく飲み込めないまま、ドシャ降りの中コース作りなどガッツリ働く。その辺にゴロゴロ転がっているオサレ女子とは破格の扱いを受けていることを否応なく知らされる。そしてそのような状況に対応できてしまう己の順応性を半ば呪うワタクシであった。(笑)
 夜、楽しみにしていた、というかワタクシにとってのメインイベントであった"星空の祭典"のご褒美もなく、叩きつける雨音は一層激しくなり明け方まで眠れず。ケータイは圏外、ネットしようも持参した単三電池はすぐなくなり、10日が義兄の誕生日だったことを思い出し慌ててメールすると、送信完了の表示が切れるとともに外界と完全に遮断された。ああ、無情。
 当日、レースが始まる頃には昨日とは打って変わっての晴天。が、スタッフなのでノンビリ観戦とはいかず、動かない車中で定点観測。つか、周回チェックのゼッケン読み上げ。でも、これが案外面白かった。午後も同じ作業を。
 レース終了後、コースをちゃっちゃっと片付けてから表彰式。ここでやっと持参したデジカメが登場するも、その前のPちゃんの運動会でガンガン撮った後だったため、今度はメモリー残量なしの表示が…。あうあう。
 まあ、天候ばかりは人の手でどうこう出来るものではないのでしかたありませんが、初レース観戦がいきなりスタッフとしての参加で多少面食らったものの、よい方たちばかりで楽しく過ごすことができました。
 そして11日の帰途、東京駅に荷物を預け、池袋の新文芸坐へ。観たい映画があって出掛けたわけではなかったのですが、『息もできない』という作品に出会えたことは、この連休の締め括りとしてこのうえない僥倖でありました。本日、18:25の回で終了、間に合う人は急げ!!!