ジャバンカップ回想をする妖怪

fleurette2010-10-25


 おお、やはり行かれておりましたな、餌子♪さん

 JAPAN CUPの会場である宇都宮森林公園へ車で行くか電車で行くか(もとより自転車で行くという選択肢はない)で悩んだ末、宇都宮駅から出ているシャトルバスの時間に合わせて朝6時半に出発することに決めた。
 最寄駅から小山駅で乗り換えて約1時間、シャトルバスで約1時間の旅。宇都宮、チャリ人口高し。さすが。森林公園近くまでくると、シャトルバスを選んで正解だったな、と思う。定期バスだと更に30分歩くことになる。しかもずっと登り。
 会場は既に大盛上がり。会場入口で選手入りを待ち、それからオーロラヴィジョン、実況ステージを抜けて赤川ダムの手前の森林側の土手を陣取った。 移動しても、ココより選手がバッチリ見えて尚且つ誰からも邪魔されないで撮影できるポイントは見つけられそうになかったから。ただじっとしてるのはちょっと寒かったな。ホッカイロを持ってきてよかった。エビアンとキャンディだけで過ごすのもさすがにちと辛かった。
 初ジャバンカップに興奮するも、レースが終わってからの移動がこれまた大変だった。表彰式も見ずにトイレに向かうと長〜い列。ま、いいか、とシャトルバスの乗り場へ向かうと、更にその十倍くらいはあろうかという長い列の最後尾にやっと到着。ワタクシの膀胱は大丈夫かしら?と、気を紛らわすために読書。待つこと1時間、更に駅に到着するまで1時間。なんとかもったゼ、という焦りの表情は噫にも出さず、「どうもおせわさまでした」と運転手さんに頭を下げ、一番最後に降りた。既にトイレの場所は確認済み。やた、誰もいない。さあ、ダムの大放…以下自粛。
 クリテリウムの時も立ち寄った、駅のBECKで軽く食事。ロールキャベツのポトフとバジルチキンサンドのセット。少量のデザートとドリンクがついて690円は良心的だ。
 午後7時半到着。ジャバンカップで私が絶好の位置をぶんどった時、隣にミニチュアダックスフントを抱いたハイソな中年夫婦がやって来た時のことを妹に話した。


* * * * *

 「オミジュが飲みたいんでチュカ?」

 妻の方がワンコに話しかけてる。ワンコはしきりにその腕から放れようともがき、私の方をじっと見ている。やがて本を読んでいた夫の膝の下に潜りこみ、私を見ながら近づいてくるので、「おいで」と手を伸ばすと私の掌に顔を載せて甘えてきた。
 それを見て夫の方が、「珍しい!人間も犬もキライなのに!」と。

「そうなんですか?」

 と、顔を上げると奥さんの方がニコニコしていた。

* * * * *


妹「人間も犬もキライって、じゃあフルちゃん…、妖怪?」


 こんばんは、"妖怪人間フル"です。早く人間になりた〜い。(往年の名台詞、若人は検索せよ!)



※コメント欄で、画像認証がうまくいかないというご連絡頂きました。スパム対策のダミーの場合があるようです。何も入力しないで投稿してもダメかしらん?変ですね、以前は投稿出来てるのに。