今、そこにある現実(秒読み段階)


 ヒマに任せて妄想したあーんなことやこーんなことの思いは浮かんだり沈んだりの空転を繰り返し、やがてはその掌から零れ落ちる。愉快とはとても言えない独り芝居。出し物としても最悪で、最後まで見届けられる者は傍観者というより冒険者に近い。
 もっとも端から観客等存在しないから、幕が上がることもなければ幕切れもない。どんなに立ち稽古を重ねても、ゲネもマチネもソワレも夢の中。
 ところが、何処からか終演ベルが鳴り響き、冷水ぶっかけられた体で、はたと足元まで迫って来ていた現実に気づかされる。
 既に秒読み段階突入です。きゃあ〜!


 ところで、Facebookって、ずっと使ってないと友達になりなよーって、忘れたい名前を列挙してくるからゾクゾクする!たまらんな〜。