原始人はゼロで昇天寸前に


 昨日は午後からPちゃんたちとお出かけ。帰りにイトーヨーカ堂へ。通学用のリュックサックが欲しいというので、定期入れ、それと前から欲しいと言っていたバレエ用の化粧ボックス(小)の手頃なものがあったのであわせてプレゼント。

 レジでカードをPちゃんに引いてもらったら、全部で850円分のお買い物券に。すかさずPちゃんのお財布を買うためレジに並んでいた妹に渡す。

 が、隣の喫茶店でお茶してた時、


P「あのカードで嵐のポスターが買いたかったんだけど、フルフル、ママに渡しちゃうんだもん…」

私「ひっ!」


 Pちゃんは嵐の大ファンで、お年玉をはたいて5,000円もするライブのDVDを買ったのだ。さっきからちょこちょこ席を外して買いに行っていたのは嵐の生写真。好きなニノの写真が当たらないと言う。ママにもう一回買いたい、30円ちょうだいと言っていたのでお財布に入っていた10円玉6枚を渡す。しばらくして、ニヤニヤしながら戻って来たPちゃん。微妙なニノの写真を引き当てた。

 その後、やっと待ちに待ったプリクラ。その間妹と母は別館に。私とPちゃん二人っきりのらぶらぶタイムだ。むふふ。

 撮影&お絵かきを終え、ケータイメール入力画面になった時(一回目はタッチパネル式だった)、Pちゃんに「ねえフルフル、自分のメールアドレス出すのって、どうするんだっけ?」と。正直言って聞く相手間違えてるよ、と思ったが「ちょっと待ってね、確かゼロを…、あれ?出ないなあ。長押しだったっけ?」


ブー、ブー、ブー、ブー


鳴り響く防犯ブザー。


ブー、ブー、ブー、ブー


パニクって暗証番号が思い出せない。


ブー、ブー、ブー、ブー


やっと入力するも最後の+ボタンを押し忘れていることに気づかない。


ブー、ブー、ブー、ブー


「あれ?ダメだ。こっちかな?」プライベート用の暗証番号を入力、止まるわけない。


ブー、ブー、ブー、ブー


「あれえ?変だなあ」変なのは完全に私である。


ブー、ブー、ブー、ブー


Pちゃんが「誕生日は?01**」と早口で言ってくる。頭のいいコだ。回転が早い。でも違う。


ブー、ブー、ブー、ブー


迷路にハマった時の鉄則、原点に帰る、だ。もう一度最初の暗証番号、と+ボタン。


 止まった…。ホッ。


 場所が煩い所だったから防犯ブザーの音は殆ど掻き消されて近くにいた中坊男子以外には気づかれなかったと思うのだけど、いやー、久々に焦りましたわ。家に帰ってから、反省と自戒の念を込め断髪しました。


 前髪を15センチほど。(前髪を作ったともいう)