彼は今どうしているのだろうか?

fleurette2011-04-14



 二年半前、大学附属の研究センターで、非常勤の技術補佐員という名目でなんちゃってセンター長秘書(秘書はヤダって面接であんなにハッキリ言ったのにぃ)というのをしていた。
 それはそれは忙しい所で、働き者で忍耐強いワタクシもこれ以上はもう無理!と思ったりしたのですが、ワタクシが入ってからの3ヶ月がちょうどそのセンター設立以来の存続に拘わる重要な行事が目白押しだったようで、そんなことも知らされずにただただ働きまくっていたワタクシは、この忙しさが今後も続くのかと思うと「辞めたいわ…」と一緒に入った事務のコに漏らしたりしたのですが、その時にはすべてが終わっていたので辞めずに三年の任期を全うできた最初の人になることができました。
 私の前前任者は三年のうちに5人も代わっていて誰一人、一年も続けられなかったことを書くことで、普段の大変さも半端なかったことを理解して頂ければと思います。

 なぜ、今このような話を蒸し返しているかというと、毎年けんきう報告書というものをモ○カショウとかに送っていて、その報告書の編集作業はワタクシがしていたわけですが、巻末にある編集後記(200字前後でメンバー全員分を掲載する)、過去分を見てみると、ワタクシの前任者たちは皆同じような文面(つまり毎年担当が変わっているので「頑張ります」から全く進歩がない)、なんかツマンナイなと思って、家の近くに建った風力発電機のことを京都議定書とかエコとかに絡めて、最後には海岸線に建ち並ぶ風力発電機を夢想してみた、みたいなメルヘンチックヨウ素じゃなくて要素も含みつつ仕上げたら、それを読んだけんきう室のM2に「風力発電機が並んでる風景なんてたいしたことないですよ」と言われたのだけど、そういや、その院生は東○電力に就職したなあ、ってことを思い出したからなのでした(長い!)。