意味不明の
昨夜はわんわん泣いた。
何百匹もいる猫の群れの中から、何時間も目を皿のようにして一匹のアイルランドの空みたいな(行ったことないからあくまでもイメージ)色の猫を捜しだした理由が、350mlの缶ビール1本の力を借りてやっとわかったから。
そして今日はアルコールの力なしで、「天才!志村どうぶつ園」を見て啜り泣いている。動物と子供には滅法弱い。
ついこの間まで、室温30度になるまでは冷房も我慢してたのに、この二、三日、まるで晩秋みたいに寒い夜が続いてる。夜中に堪らず押し入れから引っ張り出した毛布。不毛だ。綿毛布だって蹴っ飛ばしてたのに、今は羽毛の肌掛けの上にマイヤー毛布という三枚重ねだ。夏なのに。
ベランダを編み戸にしてればヒンヤリと冷たい空気にスッポリ包まれて、気がつけばカーディガン羽織って体育座りの姿勢でゴロンとソファーの下で小さく転がっている。