ゴールはない


大好きな人のことを思い浮かべただけで、口元は弛み、目は三日月になる。


なのにもう、もし嫌われたら、などと考えてしまう。


太陽みたいにあったかくて大きな心を持っているアノヒトに嫌われたら、ツライだろうなあ。


ダメだ。もっと強くならなければ。


そういうことも気づかせてくれる。


そばにいられなくても、この果てしない距離を少しでも詰めていけたら、


ただ、それでいい。