ホームページとサイトとブログ
ああ、ブログは世界を狭くするなあ。
正確には「狭く」は当てはまらないかもしれないが、なんだかそんな気分。そもそもネットは世界をつなぐものなのだから、その距離感というものがぐっと近づいているとは思うのだけど…。ホントに近づいているのか?錯覚じゃないの?とか、ふと思っていたりした矢先、私が知っている二人、互いには知らないと思っていた二人がとうに知り合っていた、なんてのを目にすると、私の中ではあまり繋がってほしくない二人だっただけに(モチロン、コレは私のエゴなのだけど)、「繋がってるなあ」というよりも「世間は狭くなったなあ」と思ってしまうのです。
たとえばブログが出てくる前は、ホームページだとかサイトだとか、ホームページとはトップページのことだからサイトが正しいとか、いや、日本では既にホームページで通るのだ、とかやっていて、なんだかんだ言ったって、読んでもらうためには更新報告サイトなどに登録して、そこからお気に入りを見つけ出してブックマーク、なんてことをしていたのに「はてなアンテナ」が登場してそのサイトにわざわざ飛んでいかなくてもテキストが読めるようになって、アクセス数なんてのを気にしてる人たちはどうしてるんだろう、と思っている間もなくブログの普及、pingて何だ?とか言ってる間にrssリーダーですよ。テキストのみをアップしている人にとっては、アクセス解析もこれからはあまり意味がなくなってくるのかもしれませんね。何かしらのリアルなレスポンス、つまりコメントとかメールでしかもうはかれないのかも。あ、本来それが正常?なのか。私はロムも大歓迎なのだけど。
ブログは確かにお手軽で簡単にアップできるのだけど、それだけになんか危険な感じもしてならない。特にリアル知人バレとか。あ、これはどうでもいい方の危険。いや、どうでもよくなんかないな、やっぱ。とにかく、なんだか「転送失敗!」とかやってた頃が懐かしかったり。