1Q80年代のミュージックシーンの影響か
変な夢を見た。(またかよ)
今では珍しくなった木造校舎の一室でミーティングが行われている。どうやら私はそこで開催されるイベントのスタッフの一員らしい。中には外国人もチラホラ。その中で実行委員長と思しき男性が至極真面目な面持ちで説明をしている。
そこへそのイベントの出演者であるあまり売れてない外国のロックグループのギタリストがやってきて、その説明が終わるのをピタッと彼の横にはりついて待っている。すごくあせっているようだが、委員長は言葉を挟む余地を決して与えない。というか無視してるようだった。その様子を気の毒そうに見ていた私に気づいたギタリストは、その輪の中心を突き進んで真っ直ぐ私のところへやってくると、何やら英語で話しかけてきた。
私の隣に座っていたのは仕事で知り合った外国人の女性だったので、彼の英語がよく聞き取れなかった私は彼女に救いを求めた。が、彼女も理解できていないようだった。ああ、彼女はウクライナ人だっけ、そんなことを思いながら(実際の彼女は英語だってペラペラでる)、"I beg your perdon?" と聞いてみた。
すると彼は聞き取れるか取れないかくらいの小さな声で"…○×△ take a ○×△"と。よくわからないまま、煙草でもほしいのかしらと
"Cigarette?"
"No"
"Bath room?"
"Yes!"
と、ロッカーらしく大きく頭を縦に振って、助かったという安堵の表情を見せた。一緒に部屋を出てトイレを探したが、この階にはないようだった。目の前の階段を駆け下りると、よりによって一番奥にシャワールームの文字が。
ロッカーは私を置いて一目散に変な走り方で飛び込んでいった。間に合ったかしら?と、扉が開かれたままのシャワールームの前まで行くと、そこには温泉などによくある最後に上がり湯をかける湯船があって、「間に合ったヨ」という情けない笑みを浮かべ、服の上から湯を桶ですくってはザッパザッパかぶっている情けないロッカーがいた。
「よ、よかったね、間に合って…」
間に合ったのかどうなのか、もう日本語でそれしか言えなかった。
ちなみにそのギタリストはエドワード・ヴァンヘイレンでした。
チャンチャン。