母の入院
5時過ぎ、妹から架電。母がお腹が痛いと言って父に病院に連れて行ってもらい、そのまま入院してしまったとのこと。早々に仕事を切り上げ病院に向かった。
点滴を受けながらグッタリした様子で寝ていた母の腕に触れてみると、驚くほど冷たかった。が、肌は年齢からは信じられないほどのベビースキンで、目立つシワなど一つもなかった。
気がついた母は「入院なんてお産でしかしたことないのに…」とションボリしていた。よほどショックだったのだろう。
原因は「糞づまり」だった。
「Pちゃんに笑われちゃう…」
いやいや、安心しなさい。Pちゃん以外は大爆笑だったけど。母の入院を聞いたPちゃんは、「おばあちゃんのことだから、どうせウンコが詰まっちゃったんだよ」と冷静に答えていたそうだ。