傷心旅行の思い出


渋滞を回避するため、最近は海岸通を通勤に使っている。

今朝は天気がよかったにもかかわらず、海は大荒れでテトラポッドに打ち付ける波飛沫が堤防を越えて舗道にまで飛び散っていた。

なんか見たことある風景…。そうだ、B&Bのおじさんが話してくれたペンザンス名物のシャワーだ。

何も知らない観光客は、海沿いのプロムナードを散歩しては突然スコールのような波飛沫のシャワーの洗礼を受け全身ずぶ濡れになるのだ。

何年も前、格安の往復航空チケットを握りしめてイギリスとフランスを一人で二週間ほど旅したことがある。

私の住んでる所と風景がちょっと似ている、ペンザンス着いた時そう思ったことを思い出した。

過去日記は間違えて殆ど消去してしまったが、旅行記は無傷だ。またどっかに放擲してみるか。