5000ズロチ(生誕200年のお札)

fleurette2010-03-04



 昔、舞台関係の仕事をしていた時にポーランドのカンパニーが公演を終えて帰国する際、母国ではもう紙屑だからといって紙幣をくれた。その中にイケメンのお札があったので手に取って裏を見ると、なんと楽譜が。オシャレ〜と、よくよく見ると「ポロネーズ」とある。そう、表のイケメンはフレドリック・ショパンだった。
 今年はそのショパンの生誕200年になるそうだ。この紙幣もひょっとしてすごい価値がでてるのかも、と、ちょっとヤフオクを調べてみたらありましたよ、奥さん!
 77,777円で即決。誰も食いついていないみたい。業者らしき人が出品した紙幣には、ショパンの顔の上にでかでかと"WZOR"と赤いスタンプが押されていて、ショパンのお札の「見本」とあった。
 まあ、私にとっても大事な思い出の品なので売る気は毛頭ない。一ヶ月くらい一緒に過ごして仲良くなった別のカンパニーからは、お別れの時に"POLSKIE MALARSTWO SALONOWE"という立派な美術書を頂いた。ポーランド語で書かれているので解説はさっぱりわからないが、美しい作品がたくさんあるので気分にまかせて少しずつアップしていこうかしら。
 そういや以前はmixiでGeorge Sandとか名のっていたのでした。別に彼女のファンでもなんでもなかったのだけど(唯一持ってる『愛の泉』は未だに積読状態)、名前の響きが気に入ったのと、あとショパンと恋愛関係にあったということも多少意識して。でもジョルジュって呼ばれればいいんですけど、マイミクに「よう、ジョージ」とか言われると途端にアホっぽく聞こえるなあ、と思ったり。まあ、実際アホなんで当たってますけどね。(笑)