抱擁のかけら

fleurette2010-04-09



2009年 スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス、リュイス・オマール


 映画館で見る時は出来るだけ余計な情報は入れないで映画を見るようにしている。今回もそうだった。だから、『抱擁のかけら』を観に行くと言ったら、ある人から「エグイ映画」とか言われて、そうなのかーと思っていたのだけど、金持ちエロじじいの妄執変態映画だった。ペネロペは確かに魅力的で、ストーリーに真実味を持たせるためにその美しさは不可欠なのだけど、ペネロペがそこまでするほどの内容の映画だったかは疑問だなー。
 悍ましいセックスの後、トイレで吐きながらも化粧を直して笑顔でじじいの前に現れる。セリフにもあったけど、ホント愛人には女優としての素養が必要ですね。愛がなければワタクシにはとても無理な職業です。女優ではなく、愛人が。