卒業/地震から一週間


 Pちゃんの卒業式は無事終了。んが、10分ほど遅れてしまったため肝心の卒業証書授与をビデオで撮ることができなかった…orz。
 式が終わって一度教室に戻ってから校庭で記念撮影をするというのでYと校庭で待っていると、わらわらと卒業生と父兄が出てきた。何人か顔見知りの父兄と挨拶、妹の妹だと思われ気分がよくなる単純さ、に乾杯。

 地震からちょうど一週間。実家はまだ水が復旧していない。お風呂の残り湯もとうに尽き、トイレが大変だと父もやっと言い出したそう。
 避難できる場所があって、そこに行っても差し支えない状況にある場合は家に頑としてとどまるのではなく、柔軟に考えて速やかに移動したほうが家族も安心だし、何よりもそこにとどまるしかない人たちに、その分の水や食料、その他の必要物資が回るのではないだろうか。せめて電気、ガス、水道のライフラインが絶たれた地区では、復旧されるまでは避難することをすすめたい。
 今回の大地震を教訓に、地方自治体レベルでの隣組のような緊急支援が広まって、いざという時に速やかに行動できるようになれば、と思った。
 あの巨大な黒い生き物のような津波は、これまで見てきた映像とは全く異なる、初めて目にした自然の脅威だった。
 そしてその脅威と放射能の脅威の二つに曝されながら、福島の原発の最前線で被害を食い止めようと尽力している全ての方の無事を祈りたい。今は責任のなすり合いや、非難の言葉よりも、とにかく無事を。