ずっとしてればいい


 ベッドの中でイヤホンをつけてケータイで「朝まで生テレビ」を見ようとザッピングをしていたら、N○Kに世界に影響を与えた100人に選ばれた南相馬市桜井市長が出ていたのでそちらを見ていたのだが、復興構想会議とやらのメンバーの温い話を聞いてる時の桜井市長の歯痒ゆそうな表情が、この会議の存在の無意味さを象徴していたような。

 慰霊の森を造るとか、全然逼迫性が感じられない話題が出て驚いたし、やっぱりド素人でも考えつくような所で話が止まっているみたい。その討論に中継で参加していた被災地の市長たちを除いては、客観的に見てるというよりも、どこか他人事のようなユルイ距離感を感じた。

 それが終わり2時からは「朝生」にチャンネルを変えた。田原さんは相変わらず、ユビキタスっていう観点から見ると現在の日本からはちょっとズレた発言が否めないのだけど、もうずっとこのままやればいいと思ったのはやっぱりN○Kの後に見たせいなのかな。

 しかし、自民の小野○さんが被災地の実態をいろいろ話してくれたけど、聞けば聞くほどヒドイ。

 雇用給付金だっけ?受給のために、瓦礫の山を目の前にして、被災地の人たちにマナー講習を受けさせていたり(給付金を受けるための項目に災害時の対応がないために、講師も受けている人たちも、何やってんだろう?と、疑問を抱きつつだ)、保健所からはココでは調理をしてはいけないとのお達しが出たため、炊き出しがストップしカップ麺しか食べられなくなるという呆れたお役所仕事の数々。非常事態だっていうのに、そういうこと言える人って脳ミソあるの?公僕って誰の公僕?

 一番驚いたのは、復興構想会議のメンバーに内○牧子がいたことだ。何故彼女が?

 「朝生」ではこの会議は消費税の増税をアピールするために作られたようなものだからもう役目は終わったと言っていたが、N○Kでののらりくらりした様子を見るとあながちデタラメでもないかも知れないな、と思った。

 まあ、復興構想会議の人たちの役目は構想だから、好きなだけ構想してればいいんだ。ただし、ボランティアでね。