無題
深夜にハンバーグの仕込み。三つ。もう寝る。
あれれ。耳から下の内側の髪だけ赤く染まってる!二毛色だ。ま、下ろしてれば見えないからいっかー。
くぅ、ワタシが悪かった!そだ、戻って来てくれぃ。あの孤高のテキストをまた読みたい気分なんだ。それとも、リア充に入ったのか?なら、いいのだが…。
* * * * *
そうだ、思い出した。私はジェーンになりたかったんだ。ジャングルの中でターザンと暮らすの。獣に襲われ危機一髪ってところで必ず彼が現れて救ってくれるんだ。
洗練されてなくたっていいの、野生の瞳はそれだけで凛として美しい。二人の生活に余計なものは何もいらない。
でも、実際にはターザンなんてどこにもいない。コドモとスノッブとセクハラオヤジだけなんだもの、自分の身は自分で守るしかないんだもの、魔女になるしかないじゃない。
だから自然との調和が大事なんだ。これが崩壊すると、大変なことになってしまうからね。
って、何やら妖しい話しになってしまったのは、画伯と魔女談議のしすぎ。と、わずかばかりのアルコールのせい。あと、やっぱ正体が鵺だからなんだろうなー。