わかりやすい
赤兎で走るいつもの海岸通りの空き地に、よく育ったランタナ(7月21日の花)がたくさん花をつけている。
甥っ子のK太(高2)とふたりで散歩した時、なんだか不思議な花だなあと眺めてからふと根元に視線を落とすと、少し離れた所に小さなピンクのサフィニアが一つ。どこからか飛んできた種が根付いたのだろう。でも、こんな所ではランタナのほうに目を奪われ誰からも気づかれまい。
そっと引き抜いて持ち帰り、今、ウチに来て三つ目の花を咲かせている。
サフィニアは育てやすい花だ。炎天下にさらしたままだとすぐグデッとなってしまうが、霧吹きで水を吹きかけるとすぐシャン!となる。ある意味ゲンキンで、そんなところがかわいい花だ。