Tour de France 2012 第15テージ


 逃げ集団5人の中に新城がっ!


 スカイがそれを追うプロトンを制御してたけど、アイゼル(カベを唯一アシストしてる、カッコイイ)が、もういいだろ、と両腕を挙げたところで4人が飛び出し逃げ集団と合流。でもなんかすぐ吸収されそう。された。


 あ、ひまわり!でもあんまり黄色くないような。やっぱりプロヴァンズのほうが花も明るいのかな?白い牛、エウロパ


 逃げの5人(21:ボクレール、68:ヴァン・デ・ヴェルデ、83:ドゥムラン、142:フェドリゴ、194:デヴェ二エンス)を一人追いかけるサクソバンクの179:ニキ・セレンセン。マイヨ・ジョーヌのいるプロトンはもう逃げ集団を追う気はないみたいで時速20キロのサイクリング走行。 


 はら?残り80キロ地点でサイクリング状態だったプロトンの前にサクソバンクが続々現れ牽き始めました。集団はスピードを上げ長い隊列に。て、書いてる間にセレンセンが逃げ集団に追いついた!サクソバンクのリース監督の作戦大成功。


 昨日のレースでは例の画鋲で30人がパンクしただけでなくチームカーも6台パンクしたんだとか。そして巻き込まれたキセロフスキーが落車して鎖骨骨折でリタイア(涙)。サイクリングタイムにはケシアコフと書いてありますが、ロベルトってなってるからキセロフスキーの間違いですね。ケシアコフ、マイヨ・グランペール(ア・ポア・ルージュ)取ってるのですもの。


 げっ、今度は下りで油が撒かれていたって?処理したって話だけど、もう、なんだかな〜(怒)。


 登録されている報道陣だけで2300人、チームカーが各5台としてグッズを売るような車がウン百台、それとメディアを合わせると1000台近い車がツールの選手と一斉に移動しているのだって。


 ジャンヌルマリー(オートバイに乗って警備する人のことらしい)1400人、警察が9000人、入れ替わりでツールを警備しているらしい。今日はツールの裏方の情報がいろいろ入るなあ。辻さん(サイクルフォトグラファー)、ありがとう。
 

 ところでジャンヌルマリーであってんのかな?そう聞こえたんだけど…。そういえば第5ステージのルーアンは行ったことあるのに、放送されてた時全然気づかなかった。ルーアンの聖堂を観に行って、ジャンヌ・ダルクの幽閉されていた塔とか登ったっけ。公園で演奏会をしていて、すぐ後ろにいたシベリアンハスキーが可愛くて頭撫でたり、入ったカフェのケーキが大きくて激マズで冷や汗流しながら食べたり(笑)。パリに戻る電車の発車時刻までちょっと時間があったからすぐ隣の教会を覗いたのだけど、ルーアンの聖堂ほど大きくはないけど決して小さくない礼拝堂だった。その左側にきらびやかな祭壇が別にあって、その奥で司祭?が一人祈りを捧げていたのを覚えている。神聖で厳かな時間を共有してしまった。そういや、ホテルのフロントの中近東系のおじさんに「今日はルーアンに行ってくるよ」と言ったら、なぜか両手を広げてハグしてきたっけ。


 おっと、残り10キロ地点でセレンセンが動いたけど、ヴォクレールが反応しましたね。今度は3キロ地点でヴァン・デ・ヴェルデとフェドリゴが飛び出した。ヴォクレールとセレンセンが追うけど22秒差。ヴァン・デ・ヴェルデとフェドリゴの一騎打ち。フェドリゴの優勝!敢闘賞はセレンセン、マイヨ・ジョーヌは変わらずウィンギス。明日は休息日。嫌な事件のことは忘れてゆっくり休んでほしい。