Sunday

　午後、ドアを開けると強烈な暑さに一瞬とまどうも、帽子を深くかぶって用意した荷物を車に積み込み、いざ海へ。

　海岸通りから見た海は人影もまばらで、やった！と思うも、海水浴場の傍は車がいっぱい停まっていた。一台止まれそうなスペースを見つけてUターン。マリンシューズに履き替えて、バッグとサンシェードとマットを持って砂浜に出た。テントは遠く距離をおいて左右に一つずつ。真ん中に陣取ってテントを広げ（あっという間）、読書と昼寝の準備をする。ネズミランドで買ったミニ扇風機、スポーツドリンク、昼食はとってきたけど小腹がすいた時用にカロリーメイトのフルーツ味とレモンキャンディ、本、眼鏡（サングラスも）大判のバスタオルとハンドタオル。

　近くにあった燃え残りのつるつるした白い丸太にタオルを載せて枕替わり。準備万端整ったと思ったら、小太りの父親と子供の姿が目の前に飛び込んできた。身をのりだし親子の登場した方を見やると、なんと至近距離で母親がテントを建てはじめていた。こんな広いのに、なんでわざわざ…。ま、いっか。

　それにしても暑い。泳いでいるのは十人ばかり。せっかくだからと足でも浸しにいくかと裸足になると、砂までやけに熱い。マリンシューズなんだから脱ぐ必要なかったのに…。が、次にマリンシューズを履いて行ったら、当然なんだが、砂が中に入ってきて、おまけにテントに戻る時には外側にベッタリはりついてしまい、こんなことならやっぱり履かないで行けばよかったと思うはめに。少しでも歩く距離を短くしようとテントをズルズル引っ張って海に近づけてみたりしながら、シューズを洗いにまた海に入った。何をしているのだ、私は。

　しばらくすると風が出てきたというか、暑さに慣れて？風を感じられるようになってきた。読書、昼寝、読書。昼寝の時間のほうが長かったりして。夕方５時を過ぎてやっと涼しく過ごしやすくなってきたところで帰るしたくをしなければならないのがなんともやりきれない。テントを畳むのにてこずってるカップルを尻目に、サッサと片づけて車にのりこんだ。西日がかなりきつい。でも、またこよう。

　帰宅して今日中に使ったほうがよさそうなトマトを3つ、湯剝きしてくし形に切ったものを半分は冷凍庫に入れ、もう半分はオリーブオイルとがガーリックと鷹の爪で炒めて塩胡椒しトマトスパゲティに。

　美味。満足、満腹、な一日でした。