quotation

サン=テグジュペリから(再掲)

☆すれちがう愛情(2006.06.05) こうして小さな王子さまは、愛する気持ちがおおいにあったにもかかわらず、じきに花のことを信じることができなくなった。気まぐれなことばを真に受けては、とてもみじめな気持ちに落ち込んでいた。「あの花の言うことを、ぼ…

再掲載-4(2002.05.18)

【ヤスパース】 ・「愛は存在を望み、憎しみは非存在を望む」・「tot mit wachem Auge(目覚めたままの死)」・「知を欠くなら善の行為は不可能。行為を善と知るなら、誇っていて不純ならしめている」・「時間における現存在が不確実であるために、生きることは…

再掲載-2(2002.02.20)

【心に残る言葉】 最初に弾く音の純粋さを保ちなさい。 ― ロシアのカリヨン奏者、ハーゼンの言葉 ― 今日の花 : 辛夷(コブシ)

ほほえみ

ほほえみとはしばしば本質的なものだ。人はほほえみによってつぐなわれる。ほほえみによって報いられる。ほほえみによって生気づけられる。そしてまたほほえみの持つ質が人に命を捨てさせることもできるのだ。(サン=テグジュペリ著『ある人質への手紙』より…

極言

★金を蒔けばバカを収穫する。 (ユダヤ格言) ★金持ちがその富を自慢しても、いかに使うかがわかるまでは誉めてはならぬ。 (ソクラテス) ★カネはなんでも買うことができる。常識を除いては。 (ユダヤ格言) ★学問のあるバカは、無知なバカよりバカだ。 (…

Le Petit Prince

― Adieu, dit le renard. Voici mon secret. Il est très simple : on ne voit qu’avec le cœur. L’essentiel est invisible pou les yeux.― L’essentiel est invisible pour les yeux, répéta le petit prince, afin de se souvenir.

すれちがう愛情

こうして小さな王子さまは、愛する気持ちがおおいにあったにもかかわらず、じきに花のことを信じることができなくなった。気まぐれなことばを真に受けては、とてもみじめな気持ちに落ち込んでいた。 「あの花の言うことを、ぼくは聞いちゃいけなかったんだ」…

砂の女

私はこれまで、愛した人には、誠実でした。裏切ったことがない、相手の過ちで私の愛を枯らしてしまうような非常に大きな理由がなければ、誠実であり続けた、という意味で完全でしたわ。私は移り気な性質ではありません。それどころか、私を本当に愛してくれ…