2005-01-01から1年間の記事一覧

『ボーイズ・ドント・クライ』(1999/DVD)

監督:キンバリー・ピアース 脚本:キンバリー・ピアース、アンディ・ビーナン 出演:ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー 性同一障害の女性が殺されるという実際の事件を映画化したものと聞いて、あの『ビバリーヒルズ青春白書』のヒラリー・スワンクが…

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

監督・脚本:ジョージ・ルーカス 出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン キーワードは「patient」でしょうか。字幕では「辛抱」とありましたが、冒頭の戦闘シーンでまず最初にアナキンがケノービに言います。そして次に…

『電車男』(2005)

監督:村上正典 原作:中野独人 出演:山田孝之、中谷美紀 アキバ系のオタク君がふとしたことから美女と知り合い、それを顔も知らない大型掲示板に集う面々が応援するという、ラブ・ストーリー。 邦画は殆ど観ない洋画派な私ですが、もう1本の方が『炎のメ…

「タルコフスキー・ナイト」

『サクリファイス』 (1986・スウェーデン、他/フランス映画社) 監督:アンドレイ・タルコフスキー 出演:エルランド・ヨセフソン、スーザン・フリートウッド 唯一、睡魔に打ち勝てた作品。二度目だからな。トホホ。ストーリーがわかったら主役のアレクサンデ…

『クローサー』(2004)

監督:マイク・ニコルズ 主演:ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、クライブ・オーウェン ストレンジャー、バスター、アニマル。そんな言葉が耳に残る映画。 ニューヨークからロンドンに着いたばかりのアリス(ナタリー・ポートマン…

『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)

監督:クリント・イーストウッド 主演:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン 消すことの出来ない罪の意識、喪失感、残されたものはボクシングだけという孤独な人間たちの深く静かな愛の物語。 ウェイトレスをしながらボクシ…

『アレックス』(2002)DVD

監督:ギャスパー・ノエ けたたましいサイレンの音、やがて怪しげなゲイ・クラブから腕をへし折られたマルキュスが搬送される。彼は恋人のアレックスをレイプしたゲイのテニアという男に復讐するため、親友でありアレックスの元恋人のピエールと潜り込み、血…

『Shall we Dance?』(2004)

監督:ピーター・チェルソム 原作:周防正行 アメリカの理想としての良き夫、良き父親像を具現化したご存知アメリカ版『Shall we ダンス?』。憎らしいのは、一輪の紅いバラを手に何とも例えようのない愛情に満ち満ちた表情のリチャード・ギアがタキシード姿…

『コンスタンティン』(2004)

監督:フランシス・ローレンス エクソシスト映画かと思ったら、No Smoking Film、というか禁煙推奨映画。 15才の時から1日30本吸って真っ黒、末期の肺癌をルシファーに治療してもらうってオチはどうなのよ。 ガブリエルの白い衣装を見て、10年以上前…

『アビエイター』(2004)

監督:マーチン・スコセッシ ディカプリオ君、「頑張ったで賞」をあげる。 ケイト・ブランシェットはいい女優だなあ、とあらためて思う。役になりきる。何を演じても同じになってしまう、というか自分が役に近づくのではなく、役を自分に近づける大竹しのぶ…

『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004)

監督:ビーバン・キドロン ひどすぎる。オスカー女優のレニーが怪演。どうしたらこなんな妄想映画ができあがるのか。 映画はエンターテイメントと思っている私でも何一つ共感できずウンザリしてしまった。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004)

監督:ウォルター・サレス 2時間がアッという間に過ぎていた。心地よい感動に包まれ席をはなれる。珍しくパンフレット購入。日記帳のような装丁。(A5判 ¥600)中味は充実、しかもシナリオつき!