「壊れた」は的確な表現かも

　我が姪ながら本番に強いＰちゃん、ソロで踊ったキトリの扇のさばき方も堂々としたもので、特に素晴らしいと思ったのはトゥで立って歩く時のあのリズミカルで複雑な動き。私だったら己の足に蹴つまずいてしまいそうです。
　もう「ブラボー！」と叫びたくなるほどでしたが何せそこは田舎のバレエ教室の発表会ですからグッと堪えていたのですけど、後から妹に「ブラボー！」って言う勇気はなかったのかと言われたり。じゃ、次回は絶叫マシーンのごとき「ブラボー！ハラァショー！ブンダバー！」と雄叫びを上げ、「もう結構でございます、お姉様！」と言わせてみせようか。やるときゃやるよ私は。
　で、本日は頑張ったＰちゃんの疲れを癒すべく近場の温泉へ。出発前に眼鏡をかけているとＰちゃんに「仲間由紀江の壊れたのと、アンジェラ･アキの壊れたのを足して２で割ったみたい」と言われたり。喜んでいいのか悪いのかなんか複雑、いえ、自分の年齢を考えればここは両手を上げて喜ぶべきこと。
（壊れた＝加齢による不都合と勝手に解釈）