所詮、浅倉南にはなれませんが

fleurette2010-08-14



 本日も朝5:15にデールちゃんを担いでデッパツ。ペダルを駆って跨がり道路に出ようとしたその時、不意にワンコを連れたヒトが目の前に現れたのでございます。


 タッちゃん!


 そのワンコは間違いなく、姉と妹の家で一緒に飼われているマルチーズのタッちゃんでした。昔から、赤ん坊と犬を極度の興奮状態にしてしまうのが得意のワタクシ、タッちゃんは私を見るなり「抱け!抱くんだ!」と言わんばかりに尻尾をブンブンと振るのでした。そして、タッちゃんを連れていたそのデコッパチ奥目の人物は、眉毛がなくて怖くて正視できなかったのですが、誰あろうワタクシの可愛い妹でございました。


私 : えっ?あなたがタッちゃんのお散歩をするのですか?

妹 : いや、うるさいからウンチでもしたのかと思ったらしてなかったんで、エライから散歩でも連れてってやるかと思ってサ。


 そう言いながら、ワタクシのサイクリングスタイルを上から下まで舐め回すようにニヤニヤしながら見るので、あと少しで「セクハラ!」と叫び、逆に妹にド突かれてしまうところでした。危ない危ない。
 とりあえず、タッちゃんの気の済むように、一度チャリから降りて抱っこしてあげた。トリミングしてもらえてよかったネ。ホントどこのマルチーズよりも一番カワイイと思っているのだけど、タッちゃんは不幸なことに普段は動物嫌いのオズマ(姉)の家で飼われている。なので、室内で飼われているにもかかわらず、その辺の野良犬よりキタナイのだ。目やにでガチガチになってしまった目の周りの毛をハサミでカットしてあげられるのは私しかいない。
 今日は湿った目やにがちょっとついてるだけだったので、


私 : 目やにがちょっとあるから、ティッシュを濡らして拭いてあげな。

妹 : いやだ。(早い!)


 バカバカバカァーーーッ!心の中でそう叫んで、私はペダルを駆った。タッちゃんは何も知らずに私が角を曲がるまで尻尾を振り続けていた。
 タッちゃん、ミナミ、泣かないよ。エロイ?(ドドロ風味)だから、タッちゃんも我慢してねっ!