思考は淀みなく流れる

fleurette2010-09-08



 昨日は用事の半分しかこなすことが出来ないまま日中を過ごしてしまった。そのせいもあって、夜になってもグダグダした気分でボーっとテレビを見ていたら、田中好子のアジもへったくれもないナレーションで、筑波山の紹介をしていた。その頂上からの景色を見ていたら俄に山登りがしたくなって、姉が中高年の登山ブームにのってか、ここ数年定期的に職場の同僚たちと登山に出掛けて私も何度か誘われたのを思い出した。
 前回、姉の家に遊びに行った時、ソファーにぶち撒けられた10冊ほどの『岳』という登山漫画の中から無造作に選んだ9巻を読んでみたら思いの外面白くて、ちょっと山登りに興味が芽生えたのだった。
 早速今週末に連れていってもらおうと、メール(ケータイは90%の確率で出ない女故)を送ろうとした。が、今月は我が溺愛する姪っ子Pちゃん(妹の娘)のお誕生日パーティーと運動会がある。まずはそちらのお伺いを立ててからだ。何せワタクシ、妹の出産の時は、分娩室までは入れなかったが、ずっとつきっきりだったし、以来、Pちゃんの幼稚園の入園式も運動会も卒園式も小学校の入学式、どさくさに紛れて父兄参観日は一回だけだけど、ピアノ、バレエの発表会、運動会はぜーんぶ出てるのだ。この間は修学旅行にもくっついていって影から様子を観察しようとしたら、Pちゃんに「冗談はやめて」と怒られてしまった。でも、Pちゃんの運動会は家族全員参加が原則なので(妹が腕を振るって料理する豪勢なお弁当目的のフトドキモノも若干名いるが)、まずは今週末に山登りに行きたいのだが、Pちゃんの予定はどうなっているのかなと、妹と姉に一斉送信。すると妹からすぐ架電。


妹:今週末はK太(姉の息子)の高校の文化祭だよ。

私:ええー!行くぅ!行きたいっ!

妹:お父さんたち、土曜日に来るって言ってたから一緒にくれば?

私:そうするぅ。Pちゃんのお誕生日パーティーは?

妹:んー、運動会が18日なんだよねえ。だから一緒にしちゃおうかと思って。

妹:わかったあ。じゃあ二週連続で通うようだね!

妹:そんなこと言って、どうせ一週間居続けるんでしょ?


 ドキッ。いや、そうしたいとこだけど、今回はどうしても一度帰らなきゃならない用事があるのですわ。でもK太のガッコに行くのもすごい楽しみ。最新の施設がいろいろ揃っているらしい。K太は勉強が大変で帰宅部になり、駅まで歩くようになったらわずか数ヶ月で10キロも痩せてしまった。どんだけデブだったんだよ。とにかく私立の高校に通ってるなんて家族で初めてだし興味津々。
 貧乏だった我が家は、姉はランク落として安全な県立一本しか受験しなかったし、私の時は当時市内でも有名なマンモス中学になっていて私の学年だけで500名近くいたのだけど、担任が太鼓判押したガッコと母が行かせたかったガッコ(姉と一緒)が一致したので受験勉強を全くしなかった。当然の如く成績順位は下がるわけで(それでも勉強しない奴)、ビビった担任が私立の入学試験の願書締切日の夕方、「本当に私立受けなくていいんですか?県立一本は学年で二人だけですよ!」と家に電話をかけてきた。根負けした母は渋々了承したのだが、「私立なんて受かったってどうせ行かせられないのに。受験料が勿体ない」と苦々しく呟いていたのを覚えている。友人たちはスベリドメに2つは受験してたんだけどね。
 ずうっと昔、地方では私立高校というのは県立高校に入れないコが通うガッコだった時のお話です。名前さえ書けば受かると言われていたような私立高校も、授業料免除の特待生なんていう私の時には聞いたこともない制度を導入してレベルを上げ、今じゃ堂々の進学校になっている。
 そういや、高校の授業料無料化ってどうなったんだっけ?いいなー。親の負担は大分減るよね。児童手当なんていう穴だらけの(在日外国人の外国にいる子供にまで日本の税金が流出してしまう仕組みとか)しょーもない手当より、こういう使う目的が明確な制度にしてほしい。単なる金のバラマキじゃ、子供のために使われてるかどうかなんてわかりゃしない。
 民主党の総裁選が面白く?なってきた。大阪での小沢派によって動員されたと思われる人達って某宗教団体臭がぷんぷんする。かき回すだけで最後までぶれっぱなしの鳩山さんには出てきてほしくないなあ。てか、ぼくちんにはもう引退してほしい。もしくは私服のセンスをなんとかする。どっかの政治評論家?の人が言ってたけど、いつまでも自分がつくった政党だって私物化しないでほしい。あと田中真○子さんもかつてのような影響力はなく、ただのキワモノのおばさんになっちゃったな。まるで布団叩きの騒音オバサンみたい。小沢ガールズってのも、なんかイタい存在だし。