体がもちません/トニー・スコットの訃報

トゥルー・ロマンス(1993)



 ブエルタの第1ステージ、始まる直前でがっつり寝てしまいました…。


 起きたら3時なのにまだやってて、一瞬、ぎょっとしたけど、チームタイムトライアルだから時間がかかるのでした。昨日の第2ステージは0:30くらいに終わったからツールよりは早く寝られそうかな。どうだろ?ブエルタはなんでも山岳ステージが多いんだとか。私の場合、終わってすぐ寝たりしないので、その影響がもろに出ているのが顔、というか肌なわけで、今最悪のボロボロ状態。ライブで見るのはツールだけにして、ブエルタは録画でいいか。


 月末の健康診断までに、なんとか体重も元に戻したい。


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 夜、映画監督のトニー・スコットの訃報が飛び込んだ。ショック。


 彼の『トゥルー・ロマンス』は大好きな映画だ。この映画1本で、私はクエンティン・タランティーノと彼の名を覚えた。それまで映画はよく見ても、俳優以外あまり興味を持つことはなかった(ま、例外もあるけど)。が、この映画を見て脚本の書き込みの細かさや映像にガツンとやられたのだ。もちろん、主役のクリスチャン・スレーターパトリシア・アークェットの演技が素晴らしいのはもちろんだが、その他の脇役といったら失礼なデニス・ホッパークリストファー・ウォーケンゲイリー・オールドマンブラッド・ピットもちょっと出てるね)から殺し屋から通りすぎる顔も映らないドライバーに至るまで、とにかくイイのだ。バイオレンスシーンもあるから好き嫌いは別れるところかもしれないが、本当にこの題名がいきている作品。この映画があったから、兄のリドリー・スコットよりも好きだとはっきり言える。ああ、今見てもパトリシア・アークェットのあの演技に震えることができるだろうか?DVD、買ってしまおう。


 目撃者の証言では橋から飛び降りた、ということらしいけど、ご冥福をお祈り致します。



この映画を見てカンクーンに行ってみたくなったのでした。この曲も好き。