積ん読上等?


 ななな、なんだって?!チャリロトで9億円がでたってぇ〜?
 あー、人生変わっちゃうね。いいなあ、お金持ちじゃなくていいから私も変えてみたいよ。しょぼーん。
 て、しょぼーんじゃないってーの!私は私なんだから、本気で思ってもないこと口にしちゃダメでしょ、自分。当たったら豪遊三昧だよ!

 午前所用にて外出、帰りにホームセンターで日用品を買う。いつもは12ロール入りのダブルのトイレットペーパーを買うのだけど、すぐ横に20ロール入りがあったので買ってみたのだが、トイレの吊り棚がいっぱいになって収納に手間取ってしまった。ま、たいしたことではないが。それから室内干しにしていた洗濯物をたたんで箪笥にしまい、やっとケンタッキーフライドチキンのセットにありつく。
 順番が逆だよな、ドライブスルーで車の中で10分待ってせっかく揚げたてのチキンだったのに、と思うも、気になったらそのままにしていられない性格。それにいくら一人暮らしといえども、とっくに乾いてる洗濯物が干しっぱなしの部屋で食事するのもなんかなー、と。
 で、食後は映画『ぼくのエリ』の例の"ボカシシーン"の真相を知るために購入した原作の『モールス』(ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト著)の上巻に取り掛かった。三分の一読んだところで、少年男娼のあまりに非道い描写が頭から離れずストップ。きっとこれが現実なんだろうな、いや現実は私のような人間の想像をはるかに超えて…。彼らの虚無など私には計り知れない、などと、つい物語の中に私的な感情が交差してしまい、ボーっとしてしまう。ただでさえ活字を脳内でけっこう鮮明な映像に変換して読む癖があるから遅いのに。
 とりあえず、雨の日は読書の秋ということで、夏の次にキライな憂鬱な季節をやり過ごすことにしばらく専念する。
 ああ、早く大好きな冬にならないかなあ!!