本日のポタリング

　空は果てしなく青く、雲は白、つまり爽快な朝。洗濯を済ませ午前中はまったりと過ごした。３時には電気設備の点検があるから、青空のうちにチャリ乗りに行くなら今だ、と午後一でチャリを担いで表に出た。陽射しが強い。着替えて正解。海岸通は人も行き交う車もまばら。そして海は…、予想に反して大荒れだった。

　なんじゃごりゃあー！！（松田優作風）

　カモメが波打際にわんさかいた。こんなの見たことない（もちろん、私が見たことないだけ）。プロムナードを走って海水浴場までぬけると、いつもは広がっている砂浜もその姿を消し所々プロムナードまで波飛沫が上がっていた。その雄々しい大海をカメラに納めようとしていたオジサンが、足をとられまいと慌てて寄せてくる波と追いかけっこを始めた。
　もう少しその様子を眺めていたかったけど、そんなに時間はない。かといってこのまま真っ直ぐ帰るのももったいなかったので、３時には戻れるようなコースを選択。あの長い上り坂だけ気合いを入れれば大丈夫だろうと。例によって歩いてるほうが早いかも！というような亀の歩み。が、それでもなんとか登り切った。信号待ちしている時の陽射しの暑いことったら！帽子、やっぱり被ってくればよかったと掌を翳して陽射しを遮るが、あっち〜。
　アパート到着後、チャリを止めスポーツドリンクを飲みながら階段を上がる足がガタガタしてるのに、なんだかなあ〜と思うもしかたない。部屋に飲みかけのボトルを置いて代わりに砂を落とすために用意しておいたブラシを取って赤兎ちゃんの所へ戻った。後輪は前輪ほど砂がついていないことの理由をアレコレ考えながらブラシを集合ポストに押し込んで、またチャリを担いで部屋に戻ったのが２時半か。集合ポストに入れてもらうよう指定してある荷物があるのだけど、配達の人、何て思うかしら？
　３時ちょっと過ぎに来た点検のおじさんはニコニコと愛想よく説明してくれた。帰る時に「わざわざ日時変更のご連絡頂きましてありがとうございました」って言われた。最後まで丁寧。
　明日は土曜日。ホントは新文芸坐のオールナイト上映に行きたかったのだけど、今はちょっと自粛。そして昨夜大量に作ったけんちん汁はお昼にはもうきれいにたいらげてしまったという事実にビックリ。三日は続くかと思ったのに。お椀じゃなくて、おおぶりのカフェオレボウルで食べていたのが原因か。こちらにも自主規制が必要だったな。ほれみい、１キロ戻っちまったじゃないか。