無題


■午前2時、カーテンの向こうから雨音が聞こえる…。


■やった!ナオミ・ワッツがクリント・イーストウッドの最新作『J・エドガー』というFBIの初代長官(レオナルド・ディカプリオ)の秘書役で出演することに!『21グラム』の時からすごく好きなんだよね。
 そう言えば、その時共演した、同じく受け口顔の女優(by師匠)シャルロット・ゲンズブールが(よしゃあいいのに)『アンチクライスト』なんていう身も蓋も無さそうなラース・フォン・トリアーの映画に出たみたいだけど、トリアーの映画なんかに出ちゃったら、それこそ賞の一つも貰わないと割に合わないよね。とにかく、ナオミ・ワッツは凄くイイ。アンジェリーナ・ジョリーなんかよりずっと達者な役者だ、と思っている。何年も前、ジョリーの『すべては愛のために』という映画を見たとき、あまりのオーバーアクトに興ざめ、以来私の中で彼女はただのアクション女優なのだ。もっともワッツ出演の『キングコング』よりずっと前の『キングコング』でデビューしたジェシカ・ラングは当時とんでもない大根で酷評されていたそうだが、後にかの淀川長治さんが「どうなることかと思ったけど、いい女優さんになりましたねえ」って言ってたのを覚えている。
 イーストウッド作品でアンジェリーナ・ジョリーが主演した『チェンジリング』だけ観てないんだよなあ、ガッカリしたくなくて。それにイーストウッドがなぜ彼女を選んだのかも理解できなくて、なんかすわりが悪いというか…。今度DVD借りて見てみるか。きっとハッキリわかるだろうし。


■午前七時半、春の嵐でしょうか?通勤の方は大変ですね。濡れて体を冷やしませんように。