分不相応な高級チャリ

fleurette2010-05-12



 妹が所有しているキャノンデール社のチャリをタダで貰えることになった。家の2階でオブジェと化し何年も放置されていたものだ。ツール・ド・フランスファンのワタクシが日頃から乗らなくてはモッタイナイと言っていたあの赤いチャリを「あげるよ」と。


「うそ、ホントに?ありがとう!」

「そのかわり、ウチまで取りに来て。外になんか置かないでよね。」

「もちろん!外になんか置けないよう。アパートの2階の部屋まで運ぶよ!あれ、でもパンクしてるんじゃなかったっけ?修理代、高くつきそうだなあ。でもタダで貰えるんだもん、安いもんか!(笑)」

「直したよ。七千円もかかっちゃった。自転車屋さんに持って行ったら、ナンでこんな自転車もってんですか?!ってしつこく聞かれてさあ。ホント大事にしてよ。」

「するする。あー、フルの車に載るかなあ?電車で行って、自転車に乗って帰ってくるかあ。」

「バッカじゃないの。いきなり100キロなんて帰れないよ。夜中に泣きながら電話してきても出ないからねー。」

「そ、そうだよねえ。ウェアとか持ってないけど、ジーパンでも平気かなあ。」

「ねえ、それよりもちゃんと乗れるの?」

「乗れるよう、運動神経はいいんだから。知ってるでしょ。」

「いやあ、そうじゃなくて。サドルの位置…、すごく高いよ。」
意地悪そうにニヤニヤ笑いながら。

「そうそう、フルちゃん、足届くかなあ?」
姉まで愉快そうに加わってきた。


 私たち三姉妹の背格好はドングリの背くらべなのだが、数センチの差で私が一番背が高く、体重は一番軽い。一番はそれだけではとどまらず(神の悪戯か)、胴も一番長く、そして足は一番短いという一番尽くし。これがアリスの世界なら間違いなくワタクシは赤の女王のお気に入り。て、あたしゃフリークスか、この体は異形なのかっつーの!

 先週、たまたま見た「ホンネの殿堂!!紳助にはわかるまいっ」の芸能人健康オタク自転車部門で、鶴見辰吾の自転車に誰一人まともに座れないどころか、サドルの先端に肛門を突き刺し悶絶している姿を見て爆笑していたワタクシ。明日は我が身か…。
 いざとなったら具志堅乗り(サドルを無視したママチャリ乗り)だ。これもかなり間抜けで同様に爆笑したのだが。


 
 努力して痩せることは出来ても、足を長くすることは出来ないんだよぉー!


 若かりし頃、天を仰ぎ何度叫んだことか…。なんというか、いろんな意味で敷居の高いチャリだな、全く。


* * * * *


■敬愛しております


 うわっ!FARCESが更新してる!嬉しいなあ。

 あとドSのマリちゃんは元気にしてるかな?mixi内探したけど見つかんなかった…。またナミビアに行っちゃったのかな。

 無是頁の土屋さんも海外に行ってるみたいだし…。

 Kermitさんも映画≠日誌更新してくれないかな。それとも何処かで小説を書いてるのかな。

 リア充していて更新してるヒマなんかないんだろう、とお星様を見ながらそう願う私。本気で。

 あと、リンクしてるサイトはアンテナ(非公開)と違って数は少ないけど、イチモツ持ってる、じゃなくて一目置いている、つまり同様に好きなサイトなのです。念のため。